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■ はじめに
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 私は常々腹立たしく思っていた。何がって?例えば、日本に一時帰国したとき、 初めて知り合った人などとたわいないおしゃべりをするとしよう。そのとき「私は留学中だ」 と言うと、ほぼ99%の割合で帰ってくる答えはこんな感じだ。 「ええっ!?すごいですね!アメリカですか?じゃあ英語なんてぺらぺらでしょうね!」 ちーがーう!何で留学=英語圏と決めつけるんだ!!!それに留学はスゴクなんてない!

 別の例もあげよう。ネット上で留学関係のHPを見つけたとする。どんなもんかいやー、 と思ってのぞきにいくと、大抵が英語圏の案内だったりする。 そこに寄せられている留学相談も、ほとんどが 「アメリカに行きたい!」だ。 某海外在住日本人ネットワークも、実はアメリカに住んでいる日本人ネットワークだったりする (そこにドイツの話題を提供しても、無視されるのがオチだ)。

 世の中の人々の目はアメリカやイギリスにしか向いていないのかと思う今日この頃。 ブーたれていてもしょうが無いので、自分で ドイツの留学案内を書いてみることにした。 最初は志も大きく、とにかく英語圏以外の国の留学案内のページへのリンクを集めて、 「留学天国」と名付けようかとも思ったが、浅く広くするより、 狭く深く自分の守備範囲を固めたほうが実のあるページになるだろうと思いなおした(挫折したとも言う)。

さて、情報化も進んだ昨今、日本に居たって外国の情報はたぁーくさん入ってくる。 そんな誘惑があるもんだから、誰だってフラッと海外に飛び出してみたくなたっておかしくない。 私だって実際そうして飛び出してきてしまった。 しかし、私の場合こちらに来た当初さほど苦労することはなかった。交換留学生だったので、 奨学金はでるし、住処は学生寮に用意されていたし、前任者から生活用品を引き継ぎ、 情報もたくさんもらって、こちらの大学でもVIP扱い(?)だったからだ。苦労を味わったのは、 2度めに個人的に留学した時である。ああ、前回私はなんて恵まれていたんだろう! 普通に来るとこんなに苦労するなんて・・・ 今回はあわてて日本を飛び出して来たので、準備不十分だったのだ。

 いくら留学が簡単に出来るようになったといっても、遠い異文化の地、 あんまりなめてかかると痛い目に会う。何か新しい事を始めるのには「度胸」 が必要だけど, 下準備無しの「度胸」は実は「無鉄砲」に過ぎない。 「無鉄砲」を避けるために、ささやかながらアドバイスをあげたい。 これから私が書いていくのは、私が経験した留学生活の中でのさまざまなチェックポイントだ。 色々えらそうなアドバイスを書くかもしれないが、 決して私がそれを全て実行したわけではなく、 「ああ、あの時こうすればよかったなあ・・・」 という後悔の念がもとになっている記事もある。 これから留学を目指す人の道標に少しでもなってくれれば・・・と思う。

もちろんこれ以外にも突発的苦労は舞い込んでくるだろう。しかし、 それらの苦労を自分自身の力で乗り越えてこそ、強い自信がうまれてくるのだ。 いつも自分自身をはげまそう。 ガンバレ、私!









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