| ■ 私はこども？ | |
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ドイツに暮らしはじめたその日から、
貴方は何もわからない子羊ちゃん。
言葉もわからなくて、コミュニケーションルールも知らず、
何をやるにも、人にきかなきゃわからないことだらけ。 たこはこれを「子ども化現象」と呼んでいる。 本当に自分が幼児化してしまったように感じるのだ。 自分だけではない！周りのドイツ人も、 そう思っているぞ！ これが外国にきてからまず大きなストレスをもたらす原因ではないか？ その人のドイツ語力=その人の精神年齢ではない、 ということを大抵のドイツ人は理解してくれず、 自分より下にたつべき小さな子どもとして位置付ける。 要するにまともな人間扱いをされない。 相手にしてもらえないときも、往々にしてある。 それはとてもつらいものだ。 そんな状境にたたされてしまった貴方。 落ち込んでいるだけでは何も解決しないぞ。 自分がかわらなきゃ相手は絶対かわってくれないぞ！ 一つの方法は「開き直る」。「どうせ子どもなんだから、 ちょっと変なことしてもゆるしてよねー！」ってな感じ。 もう子どもを演じきって、密かに(？)語学の腕を磨こう。 いつか反撃(？？？)のチャンスはやってくる！ また、「自分のドイツ語は幼児なみだけど、 頭の中は大人なんだー！わかってくれー！」と、 じっくり切々と語る。英語の方が得意なひとなら、 こういう大事なことは英語で訴えてもいいだろう。 喋る内容を予め用意しておき、 チャンスがおとずれたらここぞ！とばかりに言おう。 分かる人はわかってくれる。 自分の得意分野(趣味でも専門でも)に関する言葉は日頃から調べておき、 たまたまその話題になったら、よっしゃ！ここは俺がしきったる！ ってな具合に知識を思う存分ひけらかして(？)みよう(=大人の証明)。 語学の上達とともに、人間扱い度もアップしてくるはず。。。 ドイツで外国人である私たちには、常に「社会的弱者である」 という事がつきまとう。このことによって外国にすんでいる、 ただそれだけなのに、ストレスになるのだ (だから外国にすんでいる人を余り刺激しないでね。 日本にすんでいる外国人だって同じことよ)。 言葉ができるようになってもそれは変わらない。 ここで大事なのは、心のもちかただ。 受け身の姿勢でいつづけたり、逆差別的な事を考えて (どうせやつらはドイツ人だから、みたいな)いると、 状境は悪化するばかりだよ。だから、ポジティブに、 攻めの姿勢でいましょうよ。先にも延べたけど、 分かる人は分かってくれるし、 一人でも多くそういう人を見つけるよう、 自分から努力すべきだ。もしかしたら、 生涯のパートナーも見つかるかも、ね。 |
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