| ■ 住居を探そう（1） | |||
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とにもかくにもひとつ所に落ち着かなければ話がはじまらない。
みんなは留学最初はどこに泊まっているのかな？
知り合いのところにいる人もいるだろうし、安い宿泊所に泊まっている人もいるだろう
でも、2週間ぐらいが限度だよね？早く自分の「お城」を決めてしまわないと。 今まで町を歩いた中で、どの地域が気に入った？こんなところにすんでみたいと思える場所はあった？これから自分の「お城」を作るんだから、そういった第一印象を大事にしてもいいと思うよ。 交通の便はどうかな？治安はよさそうかな？車の音がうるさくないかな？ そんなことをチェックして、大体の場所を決めたら、家を探そう！ 家の探し方にはいくつかある。学生で不動産屋で探す人は、少数派だ。 不動産屋も学生向けの物件はあまり扱っていない。 以下にあるような方法で家を探すことができる。 ◆掲示板の張り紙で探す 
学生が部屋を見つけるのに一番利用するのは、大学の掲示板に張ってある張り紙だ。
大抵不動産屋への手数料が省かれるので、安く見つけることができる。この写真のように、大学のいろんな所に「部屋空きます」の張り紙があって、
電話番号がちぎれるようになっている。この電話番号をもって帰って、
まだ空いてるかどうか確認し、見学の日取りを決める。そして、実際に見て気に入ったら、
大抵は希望者リストに名前と連絡先を書いて、相手からの連絡を待つことになるのだ。
さて、張り紙は下のような形のものが一般的だ。
さて、1の方から解説しよう。3er-WG、これは3人のWohngemeinschaft（WG）のことだ。 WGというのは何人かが集まって一つの住居に共同ですむ形態である。 台所やお風呂、トイレ、居間などは大抵共同で使うことになる。 そしてこちらでは男女が同じWGに住むのはごく普通のことだ。 部屋の中のプライバシーはもちろん守られるから、「単なる同居人」としての認識しかない。たとえ二人のWGでも男女が一緒、ということもある。 このWGの部屋が一般的に一番値段も安いし、ドイツ人と共同生活することになるので、 語学の上達にはもってこいだ。 また、日本人同士ですむのも安心感があって、いいかもしれない。 WFというのはWohnflaeche、居住面積のこと。 大体16㎡はないと窮屈に感じるんじゃないかなあ。 12㎡から14㎡でも一人暮らしならまあ、なんとかなる。でも、私のお勧めは16㎡以上だ。 warmというのは暖房費込みの家賃という意味だ。 warmでない場合、暖房日は別にかかる。warmのかわりにalles inkl.(=inklsive)と書いてあったら、そこにある家賃以外は一切はらわなくて良いと言うことだ。 moebiliertというのは家具付の部屋。 Vollだったら、生活に必要な家具一式はそろっているという事、 teilだったら、一部家具付とうことだ。特に一年ぐらいの留学の人は、 この家具付の部屋を探した方が楽だろう。 次に２の方だが、1ZKBは一部屋（1 Zimmer) + 台所(Kueche) + お風呂（Badezimmer＝シャワーだけの場合もある）だ。 これが2ZKBBになったりしたら2部屋で、台所、お風呂、バルコニー付ということになる。Kuecheではなくkochnischeとかかれている場合は、 きちんとした台所ではなく、部屋にコンロと流しがつけてあるものになる。 DGというのは屋根裏部屋(Dachgeschoss)になる。 屋根裏部屋は壁が斜めになっていて、実際の居住面積より、使える場所が少なかったり、夏ものすごく暑かったり、登るのが大変だったりすることが多い。 その分安くもなるのだけれど･･･ kaltとかかれているのは、家賃とは別に、 暖房光熱費がかかるということだ。そして、NK というのは雑費（Nebenkosten)で、共同空間の掃除代や電気代にあてたりする。 2MM Kt.は2か月分の敷金(2 Monatsmiete Kaution)がかかるということ。これは出て行く際には返金される（はず）。 この他に、1 Zimmer Appertmentなども学生向きで、日本のワンルームマンションにあたるものだ。バス・トイレ、台所などは部屋に独立してついており、部屋も少し広め。 また、学生寮(Studentenwohnheim)の空き部屋の張り紙も よく見かける。学生寮は場所によって設備は違うが、値段が安い、大家とのトラブルが少ない、必要なものはそろっている、という点でおすすめだ。 |
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