■　入学願書を送ろう
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入学案内は普通は大学の国際課(Akademisches Auslandsamt) が扱っている。そこに郵送で願書を請求してもいいのだが、 最近は多くの大学のウェブサイトで、入学案内があるし、 ウェブサイトからの入学願書のダウンロードができるようになっている。 それを印刷してもいいし、ウェブ上で願書に記入してから印刷できる場合もある。入学願書書式は多くのドイツの大学で同じであることが多いから、他の大学のウェブサイトからダウンロードしたものを流用できちゃって便利なんだ。

★★重要情報★★

2004年5月より外国人入学志願者への事前入学資格審査が開始!!!
外国人入学志願者はまずAsiistという機関に願書を送り、ここで入学資格の審査をうける。 ここでの審査に通ってはじめて願書は志望大学へ転送される。
審査料は50ユーロ。複数の場合は2つ目の大学からは各10ユーロかかる。
現在50ほどの大学がこの機関を利用している。どの大学が利用しているかは、 AssistのHPに一覧として載っているのでチェックしよう。
　


案内が手に入ったら、説明をよく読んで入学申請に必要な書類をそろえよう。 大抵はドイツ語で書いてあるのでかなり読むのは面倒だが、 これも勉強と思ってあきらめよう・・・というのは不親切なので、 私が申請した時に必要だったものをここに書くことにした。 どんな内容か解っていれば、ドイツ語の説明書だって読みやすくなるだろう。

　　1. 記入漏れのない入学許可申請書

      (Antrag auf Zulassung zum Studium fur auslaendische Bewerber)
　　　　殆どの大学で共通の入学願書の書式(pdf 198KB)　記入上の注意（独語pdf 32KB)
　　　　（DAADのHPより入手。この形式を取らない大学もあるので要確認。特にバイエルン。）

　　2. 中等教育終了証明及び成績証明書(Reifezeugnisse)

　　3. 大学卒業証書及び成績証明書(Studienabschlusszeugnis)

　　4. 大学在学証明書及び成績証明書(Studienzeugnis)
    　 もしくは入学証明書(Immertrikulationbescheinigung)

　　　　（3、4はどちらか片方でいいだろう）

　　5. 2,3又は4の公的機関による翻訳（英語、またはドイツ語）

　　6. 2年以内にとったドイツ語能力証明書（初級終了、66％以上の成績）

　　7. 国際返信切手5枚

これらの書類はオリジナルか、公的機関によって確認されたコピーでなくてはならない。 コピーしか提出出来ない人は、大使館や領事館でオリジナルとコピーを一緒にみせ、 間違いないということを確認してもらって、コピーの方にスタンプorサインしてもらおう （と入学案内にかかれている。私はすべてオリジナルを出したので、 本当に大使館がやってくれるかどうかは未確認）。

すべての書類はコピーをとって大切に保管しておこう！ いつ何時入り用になるかわからないからだ。私はこれをやり忘れて、大失敗をした・・・ 学生ビザの申請の時、コピーを提出しなければならなかったのだ！ こんなことにならないよう、きっちりコピーしておこう。入学申請書に限らず、 すべての重要書類はコピーしておく習慣をつけておくべきだ！

入学申請の際の学科の選択についてだが、入学制限のかかっている学科は案内にかいてあるとおもう。 外国人枠は大学が独自に管理していて、日本での成績によって受け入れるかどうかが決まる。 ８０％ぐらいの良い成績でないと難しいだろう。そういう学科に行きたい人は、 とりあえず第一志望にその学科を書き、 第２志望には絶対に制限のかかっていない学科をかかなければならない。 希望の学科の入学許可がもらえなくても、 こちらでまずドイツ語コースに通うつもりならあまり関係ないから、 こちらに来てしまってからまたその学科にチャレンジしてみればいいだろう。 意地をはって日本に留まっていてもなにも始まらない。

もういちどここで繰り返すが、 入学願書はなるべく沢山の大学にだそう！返事が来るとは限らない。 私の知り合いは一つの大学にこだわりすぎて、２年近く入学許可を貰えずにいる。
入学申請は夏学期は１月１５日まで、冬学期は７月１５日までで当日消印有効だ （と書いてある）。 でも入学許可の届く時期に影響するので、なるべく早いほうがいいだろう。
学生寮に入りたい人は、この入学申請と共に入寮願いを出しておくと良い。 寮は大抵混んでいて、１年待ちなんてこともザラだ。寮は国際課(Auslandsamt)の管轄ではなく、 学生課(Studentenwerk)の管轄なので、直接Studentenwerkに送らなければならない場合もある。 （申込書は入学申請書と共に取り寄せておく）

さて、順調にいけば、３月又は９月の中旬までに入学許可は届くはずだ。 そこには多分DSH（ドイツ語能力試験）の日程と入学手続き(Immertriklation) の日程が書いてある。もしかしたらDSH対策ドイツ語コース （いわゆる大学付属語学コース） のクラス分けテスト（実質は選抜試験の大学もある）の案内があるかもしれない。 さあ、あなたの渡独の日程が決まったぞ！定められた日にちに１週間ぐらいの余裕をもって、 ドイツに到着するよう予定を決めよう！








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