■ ドイツに降り立ったときから | |
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ドイツ降り立った貴方。まず周りの人々が、皆違う髪の色で体も大きくドイツ語でしゃべっているのに戸惑ってしまうかも。でも、あわてないで!深呼吸して「ドイツにきたんだなあ。」という実感を味わおう。 そして貴方がこの瞬間から身につけなければいけないコト、それは「ニコッ」と爽やかに笑うことなんだ。笑顔っていうのは本当に万国共通。これができるのとできないのとでは相手の対応もかなりかわってくるよ。 「なーんだ、そんなの簡単じゃん。」と思っているのかな?でもね「ニコッ」っていうのは上目づかいに人を見て無表情な笑いをすることじゃないんだよ。自信をもって、相手をまっすぐみて心の底から微笑んでみよう!人から微笑みかけられたら、微笑み返そう(相手がいやらしい笑いを投げかけた時は別)。ブスッとしているドイツ人でも、大事な場面では「ポロッ」とすてきな微笑みをこぼしてくれる。これはちょっとした感動だ。 次に気をつけるべきは、「ダンケ」と忘れずに言うコト。何かをしてもらったときに、お礼をいうのは当然の事だけど、自分がお客の立場であるときに、言い忘れる人が多いのだ。これはかなり悪印象をあたえるよ。何かを手渡してもらったら「ダンケ」、前の人がドアを押さえてまっていてくれたら「ダンケ」、給仕をしてもらったら「ダンケ」。日本では「ありがとう」といわない場面でも、こちらではいわないと、「マナーの無い人」とおもわれちゃう。「ダンケ」といいながら、先程の「ニコッ」。これで完璧。 あとひとつだけ、大事なコト。それは挨拶。ドイツでは日本では考えられないぐらい色々な場面で、知らない人同志が挨拶をかわす。来たばかりの貴方がそういうルールをしらなくてもしょうがない。でも、最低限挨拶されたら、挨拶をかえそうね。買いものでお店に入った時。お店からでるとき。待ち合い室に出入りする時、エレベータに乗り降りするとき、窓口で何かをたのむとき。いきなり知らない人から「グーテン ターク!」といわれてもビックリしない!おちついて、「グーテン ターク!」とかえしてみよう。これをやらないと「超生意気!」と思われるから。 慣れてきたら、そこから会話がはじまるよ!たこはこの知らない人とのニュートラルな会話が大好き!ささやかな心の交流って感じかな。 以上3点、貴方がまず覚えることだ。「コミュニケーション」というのは「言語」だけによるものではない。適した場面で適した行動をとることも含む(これをコミュニケーションルールと呼ぶ)。貴方はこれも学ばなければいけないし、これこそ日本にいては学べないことなのだ。 |